東京のよさこい

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「よさこい祭り」の昔と今

「よさこい祭り」は、戦後不況の中の昭和29年に、高知県商工会議所を中心として、経済の復興や地域興しを願って誕生しました。
第1回目に参加したのは21チームで、参加した人々の数は750人でしたが、第30回目には1万人以上の踊り手が参加する大規模なお祭りに成長しました。
さらに、昭和45年には、大阪で開催された日本万国博では、「日本の祭り十選」の1つとして選ばれました。

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約50年経った現在では、よさこい祭りの魅力が日本中に広まり、日本各地で個性あふれる独自のよさこい祭りが誕生し、全国に拡大しています。
特に、東京の原宿と表参道周辺で開催される「原宿表参道元氣祭 スーパーよさこい」は、首都圏最大級のよさこい祭りです。
さらに、全国の学校でも体操として取り入られるほど普及しています。

よさこい祭りは、「鳴子」という楽器を振り鳴らしながら踊るのが特徴です。
伝統的な鳴子は、木製で朱色に塗られたしゃもじのようなボディに、バチの部分が黒と黄色に塗られたものですが、現在では、鳴子も衣装に合わせて、形や色、材質などをそれぞれでアレンジしているチームがほとんどです。

衣装についても、昔は、男女ともに浴衣姿で踊っていましたが、時代の流れで踊りが変化するとともに、法被姿が増えていきました。
そして、今では、色やデザインが自由になり、アジア調やエスニック調、ロック調、サンバ調など、バリエーションも豊富になっています。
さらに、毎年チームのテーマを決めて、それに合った衣装を新調するチームが多くなっています。

東京で開催される「原宿表参道元氣祭・スーパーよさこい」は、高知のよさこいチームも多く参加し、毎年100を超えるチームが全国から参加するので、華やかで躍動感のあるパフォーマンスで盛り上がります。

「原宿表参道元氣祭・スーパーよさこい」

「原宿表参道元氣祭・スーパーよさこい」は、東京の原宿で開催されているよさこい祭りです。
それでは、なぜ高知県で有名なよさこい祭りが東京で行われるようになったのでしょう?

スーパーよさこいが行われるようなった当時は、毎年盛り上がっていた冬のイルミネーションが開催されなくなり、原宿と表参道地域の代表的なイベントがなくなってしまいました。
表参道は明治神宮の参道ですし、その参道には商店街もあるので、街の活性化を取り戻すためにも、踊りや音楽、ファッションを取り入れた華やなよさこい祭りに目を付け、「これなら多くの人々が元気になる」と思ったのです。

さらに、そのタイミングに合わせたかのように、「東京で高知のよさこいをやってみませんか?」という話もちょうどありました。

そして、商店街の代表の方がすぐに高知に出向き、高知県知事と高知市長と会談することになり、東京でよさこい祭りが開催される話が進められたのです。

原宿のよさこい祭りは、2001年の夏に第1回が行われ、参加したチームは22チームでした。

次の年には42チームに増え、2003年には66チーム、2004年には90チームと、どんどん参加チームが増加し、現在では100チーム前後が参加するほど拡大しました。
また、高知県で受賞したチームも参加するなど連携を取り、本場のよさこいを披露しています。

また、現在では、スーパーよさこいと同時に、日本最大級のうどんのイベント「うどん天下一決定戦」も開催されます。

このイベントは、日本全国のうどんが集まり、来場者がどのうどんが日本一かを決めるものです。

ご当地のうどんを食べられるということで、毎年、大勢の人々でにぎわっています。

楽しさが詰まった「ドリーム夜さ来い祭り」

「ドリーム夜さ来い祭り(よさこい祭り)は、日本だけでなく世界各国でも開催されており、性別や年齢、国籍関係なく、誰でも参加することができるお祭りです。
“東京の顔”となることを目指し、全国からたくさんの踊り子たちが参加する、東京でも最大規模のよさこい祭りとなっています。

ドリーム夜さ来いは、東京お台場で第1回が開催され、それ以降、市民による手作りのお祭りとして開催を続け、どんどん規模を拡大しています。
その後は、会場もお台場だけでなく、有楽町や丸の内でも行われるようになりました。
また、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの競技会場と同地域になったことによって、世界中の人々、体の不自由な人々など、あらゆる人々が自由に参加することができるお祭りになることが期待されます。

お祭りが開催される2日間は、お台場会場とフジテレビ会場で、当日に飛び入り参加のチームを受け付け、本番の直前に講習会を開いて、よさこいの踊りを全く知らない外国人なども参加できるようにしています。

また、ヒルトン東京お台場とアクアシティお台場前の会場では、被災地を支援することを目的に東北の味や全国のおいしい物が楽しめる物産展が開かれたり、セントラル広場の周辺では、世界のグルメも味わえるフードコーナーも開催されます。

「前夜祭」では、日本版のハロウィンとなるように一般公募から成る和装パレードや、観客の飛び入り参加も可能な総踊りなども行われます。
このイベントには若干のルールがあって、誰でも参加はできますが、“和装パレード”ということで和風の衣装での参加となります。
例えば、着物や浴衣はもちろんのこと、忍者や侍、巫女さんなどをイメージした衣装でも良いですし、アニメのキャラクターと和風の衣装を組み合わせた感じの衣装でも良いです。
ぜひ、ここでしかできないような素敵な衣装で参加してみてください。

世界の人々とつながる「ドリーム夜さ来い祭り in ニューヨーク」

東京のお台場や丸の内などを会場として開催されている「ドリーム夜さ来い祭り」は、毎年大勢の人でにぎわうよさこい祭りのイベントです。
そのドリーム夜さ来い祭りは、世界で初めて単独での開催として、東京の姉妹都市第1号である「ニューヨーク・タイムズスクエア」で、姉妹都市交流の一環として2013年4月28日に開催されました。

日本から参加したチームは、日本の昔ながらの曲をアレンジしたり、テンポの良いオリジナルの曲を用意したりして、エネルギッシュでアクロバティックなよさこい踊りを披露し、大勢の地元ニューヨーカーや観光客から注目を浴び、声援を送られていました。
また、それぞれのチームの踊りが終わると、観客もその場で参加して踊ることができる「総踊り」も行われて、最初は戸惑っていた観客たちも、そのうちに見よう見まねで一緒になって鳴子を振りながら、日本のよさこい祭りを楽しみました。

このように、「ドリーム夜さ来い祭り in ニューヨーク」は大きな反響を呼ぶことになり、ドリーム夜さ来い祭りが国境を越えて浸透したことが実感できたので、今後も世界各地で開催することを目指し、ドリーム夜さ来い祭りを世界中に広げていく努力を続けるそうです。

2018年には、シンガポールでの開催も予定しており、その他にも、パリやロンドンで開催し普及させる計画もあるそうです。
さらに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの時には、世界に広がり結成されたよさこいチームが集まって、開会式や閉会式でよさこいを踊ることができるように願っています。
そして、大きな夢として、ニューヨークのブロードウェイの舞台に立つという夢もあるそうです。

都会のお祭り「ふくろ祭り」

東京のお祭りは下町で開催されるところが多く、東京の都会的なイメージよりも「江戸」というイメージが強いです。
それも、ハイセンスな商業施設が並ぶ地域では、大きなお神輿をたくさんの人で引くのは難しくなったのかもしれません。

でも、都会の中にある“池袋”では、お神輿が使われる「ふくろ祭り」というお祭りがあるのです。
このお祭りは、お神輿が担がれるだけでなく、よさこい祭りの要素も取り入れられており、池袋でもっとも盛り上がると言われています。

ふくろ祭りは、昭和43年から開かれており、主催は池袋西口周辺にある4つの商店街で、戦後の復興から高度成長時代に入った時期に、さらなる池袋の発展として企画されて始まったのです。
そして、時代とともに祭りの規模が大きくなり、今では池袋中が熱くなるイベントとして成長したのです。

ふくろ祭りは前期と後期があり、お神輿が見られる「御輿の祭典」が9月下旬の土日に開催され、「踊りの祭典」が10月上旬の土日に開催されます。

「御輿の祭典」では、約20基のお神輿が池袋の街を練り歩き、神輿同士が激しくぶつかる「喧嘩神輿」も見ることができます。

「踊りの祭典」では、1日目は全国のさまざまな踊りを楽しむことができ、2日目には、「東京よさこい」が行われます。
高知で誕生したよさこい祭りは、今では全国的に拡大していますが、池袋の地でも独自に進化して「東京音頭」が盛り込み、ロックやジャズなどにもアレンジされているので、とても楽しく盛り上がります。

普段の池袋は、若者が多いイメージですが、ふくろ祭りの時には、老若男女問わずに集まり盛り上がり熱気であふれています。
池袋はアクセスが良いので、ぜひ参加してみてください。

自然あふれる会場で開催されるよさこい祭り

東京都練馬区にある光が丘公園では、7月に毎年「よさこい祭り in 光が丘公園」3日間開催されています。
東京や埼玉などから約50以上のよさこいチームが集結し、それぞれのチームがデザインした華やかな衣装で、迫力のある踊りを披露します。

1日目は、地元の高校生たちが踊りで競うイベントが開催され、2日目と3日目はよさこい踊りの審査や、入賞したチームによる踊りの披露が繰り返されるなど、このお祭りではいろんなジャンルの踊りを楽しめます。
祭り会場は3か所に分かれていますが、それぞれの会場でイベントが行われ、B級グルメなどのお店がたくさん出店されます。

よさこい祭り in 光が丘公園が行われる「光が丘公園」は、近くに小学校、中学校、高校が多くあり、大きな団地も隣接する地元の人々の憩いの場となっています。
東京とは思い得ないほど広大で自然あふれる芝生広場には、さまざまな種類の桜が点在し、お花見の時期には多くの方が訪れています。
春以外にも、大きな樹木が木陰を作るので、家族連れなどがにぎわっています。
さらに、野球場やテニスコート、陸上競技場など、スポーツ施設もかなり充実しています。
そのほかにも、バーベキュー場やデイキャンプ広場、小さな子どもさんが楽しめるちびっ子広場もあります。

おすすめなのが光が丘公園の中にある、「パークス光が丘」というお店です。
焼きたての美味しいパンを広いテラスでゆったりと味わうことができます。
名物となっている「光が丘メロンパン」は、外はサクサクで中はふんわりとしていてとっても美味しいのに、たったの100円と激安価格で大人気となっています。
そのほかにも、美味しいと評判のパンを安く購入することができます。
光が丘公園を訪れたら、ぜひパークス光が丘に立ち寄ってみてくださいね。

海の目の前で踊る「江戸川よさこいMyフェスタ」

「江戸川よさこいMyフェスタ」は、毎年、海の日に東京都江戸川区の「葛西臨海公園」で開催されているよさこい祭りです。
会場は、「汐風の広場」とサブ会場として「第2汐風の広場」となっており、海の目の前という最高の場所で、気持ちの良い海の風を感じながら、華やかでダイナミックな踊りを鑑賞することができます。

午前の部は、最大の見どころの「南中ソーランコンテスト」が行われ、毎年、地元の小・中学生も参加して、大人に負けない迫力の踊りを披露しています。
午後のからは「自由演舞コンテスト」が行われ、迫力満点の演舞で盛り上がります。

このよさこい祭りは、お店などの出店はありませんが、目の前は美しく輝く海、すぐ後ろには大きな観覧車、遠くを見渡せば東京ディズニーリゾートと、とにかく会場の立地がとても良いので、観光としても楽しむことができるでしょう。

また、大観覧車「ダイヤと花の大観覧車」は、日本最大級の大きさで、地上117mからの眺めは最高です。
関東の有名な観光名所を見渡すことができ、ゴンドラの中から見える景色に合わせて“景観案内放送”で説明してくれるので、わかりやすく存分に楽しむことができます。

さらに、「葛西臨海水族園」も近くにあって、世界に住む珍しい海の生き物たちが1250種類75000点暮らしており、その生活を観て楽しむこともできます。
水族館の建物自体素敵な造りになっていおり、東京湾にガラスドームが浮いているように見え、ドーナツ型の大水槽には、マグロたちが迫力いっぱいに泳ぎ回っています。
また、東京の海に住む生き物も取り上げており、環境の違いによって生活する生き物を見比べることができます。

全国のお祭りが一度に楽しめる「ふるさと祭り東京」

「ふるさと祭り東京」は、毎年、東京ドームで開催される、日本全国の伝統のお祭りと絶品の味が一同に集まるとても大きなイベントです。
このイベントにも、日本屈指の大祭として「高知よさこい祭り」は出演しています。

お祭りステージでは、迫力のある山車が登場したり、煌びやかな踊りが披露されたり、ふるさとの人情を感じるお祭りの数々を間近で体感することができます。
「高知よさこい祭り」の代表として出演した「ほにや」は、「よさこい大賞」を8度も受賞したトップレベルのチームで、その華やかな演舞に観客は大いにわきます。

そのほかにも、「青森ねぶた祭」は、毎年観客が約3000万人以上の訪れる日本を代表するお祭りで、その青森ねぶた祭に登場する勇壮で豪快な山車が曳き回される姿に圧倒されます。

「沖縄全島エイサーまつり」は、旧盆の夜に、集落の中を若者たちが踊って巡り、無病息災と家内安全を祈って、先祖の霊を供養するためのお祭りです。
ふるさと祭りでも、響き渡る太鼓の音とともに熱気あふれる演技を披露します。

「秋田竿燈まつり」は豊作を祈る夏の風物詩となっているお祭りで、重さ50Kgもある竿燈を肩や腰、額に乗せて、自由自在に操るスリリング満点な技を目の前で見ることができます。

また、18時からは、「スペシャルナイトイベント」として、次々と登場するお祭りを鑑賞しながら、全国のご当地グルメ、地酒や地ビールなどを堪能することができます。
女性限定の女性にうれしいイベントが行われたり、全国のお祭りに参加して踊ったりできるイベントも用意されています。

さらに、全国のゆるキャラが集まるイベントや、スイーツや麺類、丼物などを取り上げたイベントも開催されています。

子どもから大人まで存分に楽しめる「多摩センター夏まつり」

「多摩センター夏まつり」は、東京都多摩市の多摩センター駅周辺の地域で開催されるお祭りです。
会場は数か所に分かれており、それぞれで楽しいイベントが行われます。
メイン会場には「高知県ブース」も用意され、よさこい祭りで有名な高知県から南国土佐の文化や観光などの魅力を伝え、ゆずのジュースやアイスクリンなどの物産品も販売されます。

また、東京都日野市に本部がある「よさこいひの連盟」によって、多摩地区の周辺で活動しているチームが、4つの会場を巡って、独自のよさこいを披露し盛り上げ、よさこい祭りの雰囲気を楽しむことができます。
さらに、フィナーレの総踊りでは、踊り手たち全員が参加して心を1つにして盛り上がります。

多摩センター夏まつりでは、焼きそばや綿あめなどの屋台や、昔懐かしいヨーヨー釣りや輪投げ、射的などの縁日も設置され、お祭り気分を存分に味わうことができたり、さまざまなファーストフードが販売されるフードカーも登場し、多摩市周辺の団体による大道芸やパフォーマンスなどのショーでも楽しませてくれます。

また、毎年恒例になっているのが、「サマージャズフェスティバル」です。
さまざまなアーティストが集まり、素晴らしい演奏や歌声を披露してくれます。

子どもさんが大変喜ぶイベントもたくさんあり、特に、メイン会場に設置された日本最大級の巨大プールでは、小学生以下の子どもさんを対象に、「パドルボート」に乗って水上で遊ぶことができます。
さらに、ハローキティが登場するコーナーもあり、かわいい浴衣姿のキティちゃんと握手したり写真を撮ったりすることもできます。

歴史を感じる会場で行われるよさこい祭り

東京都府中市で8月に開催されている「よさこい in 府中 けやきフェスタ」は、東京で行われるよさこい祭りの中でも規模の大きいお祭りです。
府中駅周辺の商店会が協力してスタートした「府中夏祭り」に、よさこい祭りの要素を取り入れ、2006年から「よさこい in 府中 けやきフェスタ」として開催することになりました。

会場は、流し踊り会場として「けやき並木通り」と「旧甲州街道」、「大國魂神社」の境内には特設ステージが用意され、そのほかにも府中市内のそれぞれの商店会会場が設けられ、町全体でお祭りを盛り上げます。
そして、府中市内だけでなく近隣の県からも年齢問わず、たくさんの参加者が集まり、観客も見ているだけで楽しめる、訪れた人たち全てをあたたかく迎えてくれるお祭りです。

このよさこい祭りの会場の大國魂神社は、武蔵の国の守り神として「大國魂大神」(おおくにたまのおおかみ)が祀られた神社です。
この神様は、武蔵の国を開き、人々に衣食住、まじないの術、医療を授け、厄除けや厄払い、縁結びで有名です。

また、けやき並木は、源頼義と義家父子が1062年に「前九年の役」の戦勝祈願のお礼として、けやきの苗を千本寄進したことが始まりだと言われています。
その後も、徳川家康が「関ヶ原の戦い」と「大坂の役」で、勝利したことのお礼として馬場を寄進した時に、けやきの苗を補植したとも言われています。

そして、現在のけやき並木にも、その頃の並木がまだ数本残っており、後に植えられたものが152本、かえでなど他の老樹を含めて、全部で200本以上の木が立ち並ぶ並木になっています。
そんな歴史を感じる会場で煌びやかな衣装を身に着け、迫力のある演舞が披露される「よさこい in 府中 けやきフェスタ」は圧巻です。

参加者全員が楽しめる「調布よさこい」

「調布よさこい」は、東京都調布市で夏に開催されるよさこい祭りです。
3つの商店会が協力し、旧甲州街道や布多天神社などを会場として、調布市内外のチームが演舞を披露し、毎年たくさんの人々で盛り上がります。

このよさこい祭りは、昭和56年から行われていた「調布ふるさとまつり」を見直す際に「調布よさこい」として名称を改めました。

当日は、旧甲州街道を車両通行止めにして、約650mを流し踊りしたり、3か所の会場では定点踊りを披露したりします。
また、このお祭りの最後には、旧甲州街道で踊り手と観客みんなで踊ることができる「流し乱舞」が行われます。

その他にも会場を用意し、子どもさん向けの楽しいブースやスタンプラリー、焼きそばやかき氷、ビールなどの飲食や、昔懐かしいゲームやスポーツゲームの出店も用意されます。
写真が好きな方は、調布よさこいで素敵な1枚を撮って、フォトコンテストに応募してみるのも良いでしょう。

また、本番の前日にも、調布市グリーンホールでイベントが行われます。
そこでもよさこいチームが華麗なよさこい演舞を披露しますが、会場がホールということで、音響や照明などの演出が加わり、一味違った特別なショーを楽しむことができます。
さらに、フィナーレで来場者が参加して踊ることができる「調布よさこい輪乱舞」の踊り方を教えてもらえる講習会も実施されます。

会場となる旧甲州街道は、五街道の1つとしてにぎわっていました。
そして、現在でも、個性的なお店や昭和レトロな趣のあるお店などが立ち並んでいます。
その情緒あふれる街で披露される約650m続く流し踊りの距離は、東京で行われるよさこい祭りの中でも、特に長い方だと言われています。

城南地区最大のお祭り「中目黒夏まつり」

「中目黒夏まつり」は、 東急東横線と東京メトロ日比谷線が共用する中目黒駅の近くにある、目黒銀座商店街通りや西銀座商店街通りなどで、8月に開催される夏祭りです。
特徴となっているのが、1日目は「阿波おどり」、2日目は「なかめぐろよさこい」が開催されることです。

1日目の阿波踊りは、午後5時30分から開会セレモニーが行われ、午後6時から出演するすべての連が一斉に踊り始めます。
地元の連から全国各地で活躍している有名な連も多数参加します。
中目黒夏まつりの阿波踊りは、コミュニケーションのとれた魅力的な街づくりを目的に、昭和41年に第1回が開催され8年続きましたが、さまざまな事情により16年の間中止となっていました。
その後、平成2年に復活を果たし現在まで続き、地元の人々も訪れたすべての人々も、みんなで燃え上がる一大イベントになっています。

2日目のなかめぐろよさこいも、セレモニーの後午後6時から出演するチームによる演舞が一斉に始まります。
このよさこい祭りには、大人数のチームから和気あいあいとしたアットホームな雰囲気のチーム、保育園の子どもたちによる可愛らしいチームなど、個性的なチームが多数参加します。
よさこい祭りは、人々の健康と繁栄を願い、商店街のさらなる活性化を目的に始まり、迫力のあるダイナミックな演舞と、華麗で個性豊かな衣装や鳴子で観客を魅了しています。

このように、中目黒夏まつりは、1日目も2日目も、踊り手は1000人以上集まり、2万人を超す来場者が訪れる東京の城南地区では最大のお祭りとして、多くの人々が毎年楽しみにしています。

農業&産業のイベントも楽しめる「町田夢舞生ッスイ祭」

「町田夢舞生ッスイ祭」は、東京都町田市で11月に2日間行われるよさこい祭りです。
町田商工会議所が中心となって、各種団体からたくさんの協力を経て、1998年に第1回が開催されるに至りました。
そして、町田市内の商工業者や市民ボランティアのスタッフ、そのほかさまざまな団体などが協力して、市民や多くのファンから支持され、市民が楽しみにしている町田のお祭りとなり、それだけでなく、よさこい祭りのイベントとしても代表的な存在になりました。

2003年までは5回連続で開催されていましたが、やむを得ない事情により、開催することができなくなった期間もありました。
その後、町田商工会議所から誕生したよさこいチーム「ぞっこん町田’98」が、全国各地のよさこい祭りに参加し賞を受賞するなどして、町田市をPRする活動を続け、地域の大切な“資源”となりました。

そして、ぞっこん町田’98の活動もあり、2010年には、町田の産業と観光の繁栄を願って開催された「まちだ産業観光まつり」で、踊り子や観衆、世代に関係なく、訪れた人みんながひとつになれるとして、「町田夢舞生ッスイ祭」が見事に復活することができたのです。

現在では、「キラリ☆まちだ祭」としてさらに大きなイベントに成長し、同時開催として町田夢舞生ッスイ祭も行われています。
キラリ☆まちだ祭では、町田市の農家が作った新鮮な農畜産物の販売や農産物の品評会が行われたり、飲食ブースでは、飲食店が出品した美味しい野菜メニューを味わったりすることもできます。
その他にも、東京都町田市をPRする楽しいイベントが満載のイベントです。

よさこいソーランで有名な「はむらふるさと祭り」

東京都羽村市で毎年9月に開催される「はむらふるさと祭り」は、さまざまな踊りや和太鼓の演奏などが披露されるお祭りですが、特に、「よさこいソーラン」で有名になっています。

このお祭りは、小作駅東口広場を会場として2日間行われ、東京都羽村市内にあるいくつかの小学校の子どもたちが、息の合った元気いっぱいのよさこいソーランを踊ったり、多くの団体が練習を重ねてきた演技をお披露したりします。
また、地元の協力による模擬店が出店されるなど、地域で手作り育て上げてきました。

はむらふるさと祭りで踊られている「よさこいソーラン」とは、高知県の「よさこい祭り」と北海道の「ソーラン節」が合体したものです。
よさこいソーランは、よさこい祭りで用いられる鳴子を使用し、演舞にソーラン節のフレーズが入っていれば、どんな曲でも踊りでも良いとされています。
そのため、各チームがそれぞれが作り上げた個性的な演舞を見せてくれます。

はむらふるさと祭りが開催される羽村市は、とても魅力あふれる街です。
春には、美しい桜とチューリップが咲き誇り、3月下旬?4月下旬にかけて開催される「はむら花と水のまつり」で、前期は桜のお祭り、後期はチューリップのお祭りが行われます。

夏には、「サンバパレード」や「はむら夏まつり」など、夏らしい盛り上がりを味わえるお祭りが開催されます。

秋には、よさこいソーランのはむらふるさと祭りの他にも、「はむらイルミネーション」が行われ夜の街を美しく彩り、プロジェクションマッピンで幻想的な世界観も演出します。

冬にも、「羽村にぎわい音楽祭」というイベントがあり、羽村市出身のロックバンドが中心となって音楽祭が開催されます。

イベントが満載の「浦和まつり」

東京から近い地域で行われるよさこい祭りのイベントを紹介します。

埼玉県さいたま市で毎年開催されている「浦和まつり」は、よさこい祭りだけでなく、たくさんのイベントが会場と日程を分けて行われ、埼玉県を代表する一大イベントとなっています。

浦和まつりは、7月中旬?7月下旬と9月初旬に分けて行われ、その内容も豊富です。
7月には、「音楽パレード」と「浦和おどり」が、旧中山道を会場として同日開催され、「浦和よさこい」と「みこし渡御」は、JR南浦和駅東西駅前通りと旧中山道を会場として同時開催され、9月には、「北浦和阿波おどり大会」が北浦和駅西口周辺の広い範囲を会場として開催されます。

音楽パレードは、浦和市内の小中学生、高校生による約50チームの金管バンド部がパレードを行い、美しく華やかに浦和まつりをスタートさせます。
そして、浦和おどりは、きらびやかな衣装を身にまとったグループが踊り歩き、観客がその場で飛び入り参加できる時間もあります。

「浦和よさこい」では、美しく舞う女性や威勢の良い男性たちのチームや、子どもたちが参加するチームもありますし、町内会の方々が用意した食べ物の出店も並び、大勢の人でにぎわいます。
「みこし渡御」では、お囃子や太鼓の音色が響き渡る中、20基以上のさまざまなみこしが練り歩きます。

「北浦和阿波おどり大会」は、地元の連や近隣地域の連など、10以上の連が参加します。
また、阿波おどり以外にも、消防音楽隊や小学校の金管バンド、吹奏楽部、太鼓の演奏も行われます。

浦和まつりの会場は、イベントによって会場が違いますが、どの会場も駅から近い場所いなるので、東京などから訪れる場合は電車を利用した方が便利です。
会場の周辺には、コインパーキングもありますが、当日の空きはほとんどないでしょうし、無料の駐車場も用意されないので、車で行くとかなり不便でしょう。

関東の一大拠点を目指す「関八州よさこいフェスタ」

東京近郊でもよさこい祭りが披露されるイベントが多く開催されているので、その中から、埼玉県朝霞市で行われる「彩夏祭」(さいかさい)を紹介します。

「彩夏祭」は毎年8月に3日間開催されるお祭りです。
東京から近く都市化が進み、情報も簡単に手に入る便利な世の中になる中で、地域の人々とのつながりや連帯感が薄れていると感じ、地域への愛着を見直すために、昭和59年に市民が協力し合って第1回が行われました。

朝霞市民まつりが開催された当時は、盆踊りや打ち上げ花火を行う程度で規模の小さいものでしたが、徐々に規模を拡大させ、現在では、来場者が約65万人にもなる大きなイベントとなりました。
また、「彩夏祭」という名称は、平成7年に行われた第12回の市民まつりで公募によって決められました。

彩夏祭のメインとなっているのは「関八州よさこいフェスタ」で、平成6年に本州で初めてよさこい祭りを取り入れました。
関八州よさこいフェスタは、高知県のよさこい祭りと北海道のよさこいソーラン祭りに次いで、鳴子踊りとして関東での一大拠点となるために名づけられました。
そして、非常に多くの人々が、毎年よさこいを楽しみに訪れています。

関八州よさこいフェスタに参加するチームは、基本のルールとして、使用する曲に1フレーズ関東ならではの曲を入れること、関東以外のチームはその地元の曲を入れること、という決まりがありますが、それを守れば、ダンスミュージックでも、サンバやレゲエ、ロックでも、どんな曲調でもオッケーです。
また、それに合わせて、衣装もチームそれぞれのコンセプトによって表現されるので、いろんな表現の仕方があって観客を楽しませてくれます。

街中が活気づく「黒潮よさこい祭り」

「黒潮よさこい祭り」は、千葉県銚子市で10月に2日間開催されるお祭りです。
地域の人々や訪れる全ての人々がつながり、思いっきり楽しめるお祭りとなるように、子どもさんから大人まで、老若男女関係なく個性豊かな舞を披露します。

黒潮よさこい祭りが開催される銚子は、全国でも有数の漁獲量、それに、農作物も県下一の出荷量で自給率も高い観光名所となっています。
しかし、近年では、若者たちが銚子から離れていき、少子化が進んだり雇用情勢が悪化したりして、街の活気が徐々に失われていきました。
そこで、以前のような活気を銚子に取り戻したい、という熱い思いをもったメンバーが集まって、「黒潮よさこい祭り」が始まったのです。

高知県のよさこい祭りと札幌のYOSAKOIソーラン祭りから影響を受け、銚子ならではのアレンジをして誕生したお祭りです。
今では、近隣の地域からの参加だけでなく、茨城県や岩手県から参加するチームもあります。

また、同時開催されるイベントもあり、過去には、畑や海でとれた名産品の販売や、ブランドポークの販売が行われたり、川柳や写真のコンテストが行われたりしました。
さらに、黒潮よさこい祭りと同じ日に、銚子市では、トライアスロン大会や「銚子の超おいしいサンマ祭り」が開催されたこともあり、街全体がさまざまなイベントで活気づいています。

ただ、黒潮よさこい祭りは駐車場が用意されないので、公共交通機関を利用してください。
東京からは少し時間がかかってしまいますが、銚子は美しい海と豊かな自然、新鮮でおいしい食材の宝庫なので、旅行も兼ねて訪れると良いでしょう。
東京駅からは高速バスも出ています。

スカイツリーをバックに踊る「ザ・よさこい大江戸ソーラン祭り」

「ザ・よさこい大江戸ソーラン祭り」は、東京スカイツリーをバックに盛り上がるよさこい祭りのイベントです。
会場は、東京都江東区にある自然を感じられる「木場公園」の中に設置された3つのステージで行われます。
大都会東京であることを忘れてしまうくらい、緑があふれる美しい会場で、各チームの個性的できらびやかな衣装が映え、華麗に舞う姿は観客に感動を与えます。
また、一般の人も参加できる総踊りもありますし、さまざまな模擬店やイベントも開催されます。

よさこい祭りの発祥は高知県高知市ですが、今では、全国各地でよさこい祭りが開催され、その土地の人々が毎年楽しみとしてる行事や風物詩として定着しています。
このザ・よさこい大江戸ソーラン祭りも、参加するチームやボランティアで協力してくださる方々と一緒に作り上げていくものです。
そして、高齢者や障がい者の方々も一緒になって心から楽しみ、訪れた観客全員が親しんでもらえるお祭りとなることを目指してきました。

そして、このお祭りによって、地元の人々や東京の人々が大勢集まることで、いろんな地域の住民同士が交流し、経済活動の流通を促して、地域経済を発展させることも目的としています。
また、このお祭りを通して、若者たちが心から取り組めることを見つけ、仲間たちと目標を達成できるように努力することで、青少年の健全育成も支援しています。

さらに、ザ・よさこい大江戸ソーラン祭りでは、できるだけゴミを出さないようにし、ゴミが出た場合は自分で持ち帰る取り組みを積極的に行っており、イベントに関わる全ての人たちが地球環境を守ることを意識してもらうようにしています。

ふるさとを大切にする「大井よさこいひょうたん祭」

神奈川県足柄上郡大井町で8月に開催される「大井よさこいひょうたん祭」は、明るく健康的で住みやすい街となるように願って、地域内外の友好関係を広げ、未来の主役となる子どもたちに“ふるさと”の意義と大切さを育てることを目指しています。
また、このよさこい祭りに参加する人々や、訪れる多くの観光客によって、地元の商工業の活性化にもつなげています。

大井よさこいひょうたん祭は、まず子どもたち対象の「ジュニア&キッズダンスフェスティバル」が行われ、可愛らしさと迫力のある演舞で会場を盛り上げます。
そして、オープニングセレモニーの後は、約800人の踊り手によるよさこい踊りの演舞が各会場で披露されます。
また、けやき通り会場では、「よさこいひょうたん踊りコンテスト」が開催され、「ひょうたん大賞」に選ばれたチームには、高知県知事賞や賞金、副賞、トロフィーが授与されます。
さらに、町民で編成されたチームのコンテストもあり、「町民最優秀賞」に選ばれると、神奈川県知事賞や賞金、副賞などが授与されます。

よさこい祭りを楽しむだけでなく、地元の美味しいものを味わえる屋台の出店もあるので、夏まつりの雰囲気を存分に楽しむことができます。
このように、ふるさとを大切にするお祭りが開催される足柄は、田舎の雰囲気漂う風景が広がり、おじいちゃんやおばあちゃんの家に遊びに来たかのような、どこか懐かしくホッと落ち着く街並みです。
それに、温泉や特産品も豊富ですし、東京から訪れても90分で来られるので、大都会・東京の疲れを癒す小旅行におすすめです。
もちろん、家族連れ、カップル、夫婦での旅行、女子旅にも最適な場所です。

よさこい祭りツアーを選ぶポイント

今では、よさこい祭りは全国各地で開催されていますし、東京でもさまざまな地域でよさこい祭りの要素を取り入れたお祭りが行われています。
でも、高知県のよさこい祭りは、やはり規模が違うので、一度は「本場の迫力ある演舞を間近で観てみたい」という方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが、高知県のよさこい祭りが観られる東京発のツアーです。
それでは、よさこい祭りツアーを選ぶ際のポイントを紹介します。

高知県高知市のよさこい祭りは、毎年、前夜祭が8月9日に行われ、本番が10日と11日、後夜祭が12日と4日間開催されます。
お祭りの期間中は、高知市内のほとんどのホテルが満室になるほど観光客が訪れるので、個人でホテルを予約するのはかなり困難です。
でも、ツアーを申し込めば、もちろん宿泊施設は確保できますし、大変混雑する道路や駐車場の心配もいりません。
それに、よさこい祭りだけでなく、徳島の阿波踊りも鑑賞できるなど、ほかの観光もできるツアーもあります。

より快適にツアーを楽しむには、よく確認してほしいこともあります。
それは、有料観覧席が付いているかどうかということです。
「自由観覧」や「自由見学」となると、観覧席が用意されていないので、メインとなる会場でゆっくりと見物するのは無理に近いでしょう。
ただ、よさこい祭りの場合、演舞が披露される会場はたくさんありますし、自分で移動して見やすい場所を探せば、立ち見で観られる場所は見つかると思います。
「大勢の人で混雑する中を移動するのは嫌だ」という方は、確実に観ることができる桟敷席付きのプランを予約した方が良いでしょう。

また、宿泊場所が高知市内のホテルなのか、夜にバスで移動中に就寝するのかも確認しておかないと、次の日の観光に疲労が影響してしまうこともあります。
よさこい祭りを見物した日は、高知市内のホテルで宿泊できるプランが一番良いでしょう。

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